何故タークのフライパンの使い始めは焼きならしが必要なのか・・・
タークのフライパンに限らず、鉄のフライパンは新しい状態でいきなり使うと、
素材がこびり付き、くっつきが起き上手く調理が出来ません。
また、錆止めをしっかり落とすために高温で焼き、錆止めを落とし切ります。
錆止めは人体に悪い影響を与えるもので必ず、焼き慣らしで錆止めを落としましょう。
尚、「焼きならし」は他にも「油ならし」ともいいます。
まずは洗剤で洗いましょう
ドイツから世界へ輸送するときに海または空を渡ります。
純鉄のタークはよほどの環境で無い限り錆が発生してしまいます。
なので、買ったばかりのタークフライパンは錆止め油が塗られているのです。
まずは洗剤と金タワシを使って、きれいに洗いましょう。
水気をふき取りフライパンを乾燥させます
洗剤で洗ったら、キッチンペーパー等で拭取り、 熱して水分を蒸発させます。 焼きならしの準備ができました。
食用油と野菜くず、塩を入れて火にかけます
フライパンを火にかけ、食用油を注ぎます。 返しまで油を伸ばす為、多めに入れます。
どうせ捨てる油なので僕は天ぷらや揚げ物で使ったものを 再利用しました^^ 野菜くずも無かった為、みかんの皮を代用しています。
塩は大さじ1つ位入れました。 何故塩を入れるのか・・ 焦げ付き防止で、焦げの脂肪酸と塩(塩化ナトリウム)が 混ざると石鹸の要素、脂肪酸ナトリウムとなり、 焦げになりにくいのです。
強火で油が煮だつまで火を入れ続けます
油がぐつぐつと泡だって野菜も焦げが付いてきます。 危険ですので回りに子供を近づけないよう気をつけましょう。
このまましばらく10分ほど煮て火を止めましょう。
水洗いで。洗剤は使わないように!
お湯を使って軽く洗います。 洗剤を使ってしまうと先ほど行ったコーティングが剥げてしまい、 無駄になってしまいます。
水を切り火にかけて水蒸気を飛ばします。
洗ったら錆防止の為、その時に即乾燥させておきましょう。 キッチンペーパーで拭きまた火にかけて、水分を蒸発させます。
おつかれさまでした!終了です。
これで次回から美味しい料理の作れるフライパンが仕上がりました。
想定意外にくっ付かず調理できます。 是非タークの楽しさを堪能してください。